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同窓会
 中学同窓会の為、帰郷。昨晩早めの電車に乗る予定だったのが、仕事がいつもより遅くなり、最終電車に飛び乗る事に。実家に着いたのは午前1時に近かった。
 両親と買い物を終え、13時過ぎ、Jazzにて遅めの昼食。のんびり食べ終えようかとしていたところ、14時の約束通りに、enoughさんがやってくる。弊社の秘書enoughは高校以来の同郷の友であり、今回は珍しく帰郷のタイミングが合ったので、お茶でも…と声を掛けた次第。奇しくも今日は彼女の誕生日、ここ数日のバタバタで何も用意出来なかった私は、うちの母手製のポーチをプレゼントにした。母の新作は着々と増えている。売り物になりそな可愛さ。こだわり派のenoughが喜んでくれてほっとした。暫くたわいも無い話、水だけでうだうだやっているとマスターがミニソフトクリームを二つサービスして下さる。地元の風当たりが優し過ぎて困る。帰りたくなってしまう。
 enoughと別れて一旦帰宅。夜の同窓会に備え少し眠るかと考えていると、nk3からのメール「同窓会行きのシャトルバス乗るやんな?ではまた後でねー」。?ぃや、それ聞いてない。直ぐにnk3に電話し、私はバスに乗る事になっているのか?確認。車で会場まで行くつもりだったが、面白そうなのでバスに乗っていく事に。その前に少しnk3家にお邪魔し、ご家族に久しぶりのご挨拶をした。nk3と二人の子供たちも一緒にバスの待合所を目指す。
 中学の仲間だけのバスの中、矢張りテンションが上がる。修学旅行の様なワクワク感で顔がにやつくのを必死で堪える。こういう感覚がいつまでも子供で困ってしまう。
 皆が集まると一瞬で当時の気分に戻った。10年以上経っているのに昨日まで一緒にいて、今日また「おはよう」と出会った様に自然にあの頃の空気がある。教室や緑の中庭や、グランドやテニスコートがオーバーラップした。
 それでも結婚して子供がいる人や、仕事の苦労や、あの頃予想もつかなかった時間の経過が確かにあって、何も変わらない様に見える皆がそれぞれ歩んだ背景や現在の環境を思うと、そのギャップが余計皆を知らない人みたいに遠く感じさせたりもした。私が創作と思索を進めているうちに見つけた大きな光とか、深めてしまった闇とか、そんなのも皆は知らない。闇の方には気付かれまいと、少し気を使って当時の様に明るく振る舞った。
 皆の相変わらずなところが嬉しくて、その分何だか切なくて、でもやっぱり大好きで、大事な時代がちゃんと自分に刻まれている事を思い出して、本当に良かったと思った。きっともっと胸を張って出会えるように、只真っすぐ頑張ろうと思える。どこまでもポジティブな思いが吹き出してくる。恐れを知らない中学生の頃のポジティブさは、今の私に必要なエネルギーだ。それも思いきり笑い合えるこの仲間のお陰だったんだ。色々謂いたい事はあったけれど、二次会まで出ても時間は全然足りなかった。今度じっくり呑みにでも行きたいな。
 しかしまた、皆にケータイの連絡先を教えてもらうのを忘れた。しまった。ちょっとしか交換出来なかった。明日も会える気がしてしまうんだ。自分から聞く習慣が無いから、会えて嬉しくてへらへらしている間に貴重な時間は終わってしまう。抜け作過ぎる。次回こそ、ちゃんと聞こう。
# by nekozerocks | 2012-05-03 23:42 | 欺かざるの記 | Trackback | Comments(0)
相槌名人
 午後ドトールでPC作業していると隣に年配の紳士がいらっしゃり、小一時間話し込む。というか、聞く。相槌の粋を尽くす。何故だか見知らぬ年配の方に話しかけられ、時々そういう事になるのだ。この私の昭和顔が呼び寄せるのか。一人旅をしていた頃の事をふと思い出した。
 ぼんやりうろうろしていたら、やたら人に会う日だった。気が抜けない。
# by nekozerocks | 2012-05-01 22:41 | 欺かざるの記 | Trackback | Comments(0)
シレンとラギ

 午前、思い立ってケーキ作り。休日によく起こる衝動。本日はきび砂糖ときな粉のシフォンケーキにした。ほんのりきな粉の香ばしい香り。
 18時、大阪。大丸梅田店のスタッフさんへとケーキ差し入れ。特に記念日という訳でも無いが、いつも手前の手造り菓子など喜んでくれる先輩がいらっしゃる為。挨拶がてら立ち寄った。
 18時半、駆け足で梅田芸術劇場に到着。愉しみにしていた舞台、劇団☆新感線『シレンとラギ』鑑賞である。今宵も北村有起哉さん目当てで。やっぱりいい声。正義感とか強い忠義心を持った役が似合う。新感線はいつも出演陣が豪華で私のミーハー心が満タンになる。藤原竜也の声はささやきでもよく通るなあ、と感動。数々舞台を踏んでらっしゃるだけの気迫がある。ちゃんと届いてくる。そして永作ちゃんの半端無い小顔に驚いた。堂々たる演技の所為か画面上ではそれほど小ささを感じないのに、生で観たらやっぱり全体に小柄で可愛らしかった。奇跡の40代。どんなに憧れても絶対なれない。公演中はそれでもやはり流石の存在感で大きく見え、小さく可愛らしく感じたのはカーテンコールの時だった。
 このご時世に「殺し合い」を連呼するなんて物騒だ!とハラハラもしたが、様々な「愛」が溢れ、最終的には大いに希望を照らす物語だった。全然爽やかじゃない出来事が押し寄せるほどに、希望はより輝かしく人々を照らす。現実も確かに、そうだ。欲に塗れた手も、望み通りとは行かない労働も、数々の妥協も、そうまでして持ち続ける無様な生への執着も。美しいとすら思う。裏も表も皆携えて進むのだ。
 生きているこの現実が爽やかなもんか。

# by nekozerocks | 2012-04-27 23:39 | 欺かざるの記 | Trackback | Comments(0)
深夜のワルツ
 キャンドルの灯りだけで過ごす深夜。疲れきった身体を癒してくれる柔らかな闇。立ち上がれないくらいの眠気と疲労でソファに沈みながら、久保田利伸『Tomorrow Waltz』を聴く。いつも心地良いリズムを辿っていくと思う事、私はどうもワルツが好きだ。丁度良い穏やかな振り子が描かれる。人によって感じ方は違うのだろうか。
 兎に角へとへとな今月の仕事模様。仕事の愚痴なんて謂いたくは無いから、一日の疲れを音楽に預けて気分を変えよう。思った事を半分も謂わずに毎日が流れていくと壊れそうになるけど、大好きな音楽に浸っているうち、気が付けばポジティブな感情にすり替わっている。溜め込みがちな毒をそっと抜き出してくれる。ありがとう音楽。
# by nekozerocks | 2012-04-25 03:32 | 欺かざるの記 | Trackback | Comments(0)
オムレツカレーと収穫散歩
 午前、事変の『DISCOVERY』ライヴDVDを再生。何度観ても格好良い。事変の音楽を聴き、映像を観る度、未だ新鮮な驚きやトキメキは衰えない。この昂揚が途切れた時には、漸く解散を惜しむ実感と、もう出会えない新作への渇望が沸き上がるのだろうか。ライヴの演奏をBGM代わりに鼻歌まじりで家事をこなす。
 仕事で我慢が爆発寸前になった昨日。誰に対してという事でも無い。恐らく煮え切らない自分に。要領が悪いのだ。苛立ち怒りを通り越して目眩がする、という事が近頃よく起こる。
 そんな翌日がオフとなれば、消費の勢いにも拍車がかかる。普段は殆ど食材や最低限の日用品以外の買い物をしないのに、もうそれすら何の為の我慢だか、全てが阿呆らしくなり、今日は大いに買った。タワレコでは先日T女史にプレゼントした関ジャニ∞の『五大ドームツアーEIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません』のライヴDVDを自分用に再度購入。これは余りにも格好良くて気に入り過ぎて、ずっと迷っていたが、矢張り我慢出来ず。不可抗力。噫、もう引き返せない。その他、安藤裕子の新譜『勘違い』、買ってないまま気になっていたバインちゃんのアルバム等。そういえば、久々にジャケ買いもした。グループイノウというやつ。発見した瞬間、ジャケデザインのくすぐり感も然る事ながら、秘書の顔が浮かんだ事は云うまでも無い。enoughさんCD出しとる!ネタ的にも買うよね、これは。
 お昼は抜きにするか小部屋に帰っておうちごはんか、と思っていたが、何となくふらりと入った路地で小さなカレー屋さんを発見。予てから美味しいランチのお店があれば押さえておきたいと思っていた事と、カレー気分が重なって、今日の散財の勢いも後押しして、贅沢なランチとなった。私が注文したオムレツカレーはたっぷりのチーズと彩り春野菜が飾られて、見た目にも美味しい仕上り。カレールーも丁度良い塩梅。お店でしか食べられない調和のとれた味だけれど安心感があって、家族を連れて来ても良いなと思った。美味しい物を食べると厭な事も全部消えるみたいだ。そこのところ、単純な頭で良かった。
 満腹で立ち寄った気に入りの服屋で、勢いは止まらずパンツを一着購入。ずっと欲しかった半端丈のパンツ。店の女の子が気さくで暫く世間話に花が咲く。
 何やかんやで「ずっと欲しかった」を叶える日だった様だ。我慢ばかりでは身が持たないから、こんな日もあって良い。何より、すっとした。
# by nekozerocks | 2012-04-23 23:22 | 欺かざるの記 | Trackback | Comments(0)
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